2020年 初春
温暖化なのか、今年の正月はいつもと様相が違い暖かく雪も無く、おかげでバイクの初乗りも出来た。選んだ車両はホンダのCBX1000-6だ。
近年、人気急上昇中で今も2台のコンプリート車両を製作中でもある。
美しい並列6気筒のエンジンとそのパワー特性やエンジン音など、他のどのバイクにも無い圧倒的な個性と軽快な走行性能等々、とても魅力的なバイクの1台である。
では今までなぜそんなに人気が無かったかと言うとSTD状態での、ちぐはぐなバランスの悪さ由縁です。あまりにもプアーなブレーキやサスペンション、スイングアームやホイール、タイヤを高性能な物に改良することで、まるで別のバイクのような素晴らしいバイクに大変身する。
問題はあまりにもたくさんの改造を行わなければ良いバイクにならず、そのハードルの高さ故に多くのユーザーは尻込みしていたのかも知れない。
日本国内のみならず、アメリカやカナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、など世界中からパーツの注文が来る。
FCR/CRSキャブレター、チタン手曲げ集合マフラーに始まり、ピストンキット、オイルクーラー、ライディングステップ、アルミスイングアーム、フロントフォーク、フォークブリッジセット、リアショック、マグタンホイール、クロモリアクスルシャフト、ピボットシャフトなど、どんどんパーツは増えて、今回はアルミ削り出しのエンジンハンガーまで作ってしまった。
まだまだお客様のご要望のパーツは有りますが、今日はここまでにします。
2020年1月9日 6:14 PM