2021年 第1弾 CBX750Fコンプリートマシンテスト
デルタ株の出現でますます猛威をふるうコロナ禍ではあるが、変わらず沢山のご注文を頂き、多忙な毎日である。
案じられたオリンピックTOKYO2020も終わり、今度はパラリンピックが始まろうとしている。
少しずつ開発を進めてきたCBX750Fがようやく仕上がってテストを始めた。
今回新たに導入した3Dスキャナを用いながら多くのパーツを新規に製作したため予定よりも時間を要したが、新たなツールを手に入れたことで、より幅広い製品の開発が可能となった。
JB-POWERコンプリートマシンCBX750Fはストレスの無い、程良いマルチパワーと軽量コンパクトながらフレームマウントのアッパーカウル付きで、コーナーをスイスイ曲がっていく。
車格で言うとカワサキのゼファー750と同等とも思われるが、この抜群のコーナリングマシン(どこまで倒し込んでも何の不安も無く自由自在に操れる)の魅力にはまり、大いに楽しんでいる。
STDのあまりのカッコ悪さ、16インチフロントタイヤの癖だけ強く面白味のない退屈なハンドリングと、ホンダは一体何がしたくてこんなバイクを作ったのかと思っていたのだが・・・。
色々、沢山ある悪いところを直していくと、想像を絶する面白いバイクになった。
カラーリングも一新して、とてもチャーミングで可愛いくなった。
次のJBパワーミーティングでは、多くの皆様に試乗していただき、このパフォーマンスを実感していただきたい。